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2009-12斉藤真一展瞽女と哀愁の旅路 編集 コメント書込み(0)

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展示概要この節編集目次へ

(図)2009-12斉藤真一展瞽女と哀愁の旅路《陽の雪野》1977年 出羽桜美術館蔵

会期

前期:2009年12月12日[土]-1月17日[日]

後期:2010年 1月20日[水]-2月21日[日]

※会期中一部展示替えがあります

休館日 :12/28[月]~1/4[月]、1/18[月]、19[火]、27[水]
開館時間:午前10時~午後7時30分
入館料:100円(小学生以下・65歳以上・障害者の方は無料)
主催:武蔵野市立吉祥美術館 
協力:財団法人出羽桜美術館・ギャラリー朱雀院・不忍画廊

展示解説この節編集目次へ

(図)2009-12斉藤真一展瞽女と哀愁の旅路《道》1963年 個人蔵

1960年、一年間のヨーロッパ留学を終えて帰国した画家、斎藤真一[岡山県味野(現倉敷)生まれ/1922-1994]は、パリで親しくなった藤田嗣治の勧めもあり北国を旅するようになりました。津軽の宿屋の主人から、三味線と唄で旅をつづける盲目の旅芸人・瞽女(ごぜ)の話をきき、その存在に強く惹かれ、越後へ―。村から村をめぐる瞽女道を自ら歩きながら、この世をすでに去った瞽女の人生に思いをはせ、「人なれば誰れでも背負っている人生の悲しみという縮図」をそこにみた思いがしたのでした。そして瞽女らの「生の宿命」を強く印象づける赫(あか)で次々と絵に描き、その境涯を《越後瞽女日記》にまとめました。
 瞽女の姿を追い求めるうち、その思いは絵画にとどまることなく、文筆の分野にもおよび、1970年代以降、『瞽女=盲目の旅芸人』(第21回日本エッセイストクラブ賞)や『越後瞽女日記』(ADC賞)を著し、さらに養祖母をモデルにした『明治吉原細見記』『絵草紙 吉原炎上』の著者としても高く評価され、のちに広く映画・舞台化されました。
 30代のヨーロッパ放浪で目にした異国の旅芸人、越後路で心打たれた瞽女、養祖母をきっかけに知った明治吉原の遊女たち、また藤田嗣治をはじめとする理解者など、斎藤には多くの旅と出会いがありました。その旅路と出会いを通して知った様々な喜びと哀しみ、時をへて人知れず忘れ去られていくものへの哀愁の念が、斎藤を絵に向かわせました。
 街の風景や文化がめまぐるしく変化し、希薄な人間関係や社会への不安が増す現代において、斎藤真一の作品は、ないがしろにされてはならない庶民の感情や、ものやひとの奥深くにある美の本質といった、時代は変わっても大切にしてゆくべきものがあることを、私たちの心に強く語りかけてきます。
 本展は、会期を前後期に分け、前期は旅愁あふれる初期作や、明治吉原を再現した絵草紙の世界を中心に、また後期は赫い瞽女の作品群や、さすらいや街角の風景を中心に構成し、画家自身の残した言葉とともに計約120点の作品を紹介します。

関連イベントこの節編集目次へ

【予約制】 詳細は各イベントページへ
■朗読と音楽「ひとり、かたり」 12月23日(水・祝) 午後5時~6時>>

 出演・金沢碧(女優)、ギター・佐藤紀雄

■講演と朗読「一枚の絵」 1月23日(土)午後2時~3時30分>>

 講師・野田雄一(富山ガラス工房館長) 朗読・廣川奈美子


 



 

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