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ナンシーがロココ建築の町として有名になったのは、スタニスラス・レンチエスキーの功績が大きい。ポーランド王の座を追われ、ナンシーに移ったスタニスラスは、1752年から3年をかけて都市の改造を行った。改造に当たったのは、建築家エマニュエル・エレと金具工芸師ジャン・ラムール。旧市街と新市街を結ぶために、スタニスラス、カリエール、ダリアンスの3つの広場をつくり、そこに市庁舎、裁判所、劇場などの施設を集めた。ここに絢爛豪華なロココの町が誕生した。見応えがあるのはスタニスラス広場のネプチューンの門。金と黒の鉄骨細工は、華麗で優美な曲線を描いている。このロココ芸術は、のちにアール・ヌーボーへと引き継がれていく。
出所:世界遺産の旅
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