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古代文化の影響(フランス美術史の流れ) 編集 コメント書込み(0)

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ローマによるガリア制圧以後、ローマ様式の影響がフランスの古代遺産に色濃く刻まれることになります。そしてこのローマ様式とは、それ自体がギリシア芸術やビザンティン芸術の影響を受けたものでした。

紀元前6世紀~紀元前1世紀にかけて花開いたギリシア芸術は、フランス南部において、グラヌムやオルビアの遺跡、あるいはアンセリュンヌの遺跡として残っています。人々は何世紀にもわたって、これらの大建造物を今なお美しく飾っているペディメント(建造物の屋根の妻側にある三角形の部分)やピラスター(付柱)に、この秩序正しいギリシア建築のディテールを認めてきました。

ガリア地域の住民たちが担ったガリア・ローマの芸術とは、ローマによる討伐開始からフランク族の定住に至る期間、つまり南仏における紀元前121年から紀元後476年までの芸術を指しています。

ガリアに影響を及ぼした古代ローマの様式や建築は、例えば、3層のアーチから成る壮大な水道橋「ポン・デュ・ガールpont du Gard」(ガール県)や、アンセリュンヌ Enserune(エロー県)、グラヌムGlanum(ブッシュ・デュ・ローヌ県)、オルビアOlbia(ヴァール県)の発掘現場で見出すことができます。サンクセ Sanxay(ヴィエンヌ県)にあるガリア・ローマ期の遺跡では、神殿、円形劇場、共同浴場といった大規模建造物の跡がみられます。 

モンモーランにあるガリア・ローマ期のヴィラ(大規模農園) villa gallo-romaine de Montmaurin (オート・ガロンヌ県)は、紀元後1世紀の居住様式を今に伝えています。 ラ・グローフサンク La Graufesenque (アヴェロン県)は、赤色の陶製食器類の一大生産地で、それらはローマ帝国の西部全域に輸出されていました。ニーム Nimes(ガール県)は典型的なローマの都市で、円形闘技場Arenes、メゾン・カレ Maison carree、マーニュ塔 Tour Magneが残っています。

4世紀にはビザンティン芸術が東ローマ帝国からもたらされ、その丸天井やフレスコ壁画を通じ、おもにロマネスク様式の宗教芸術に対して影響を及ぼしています。

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