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ルーシー・リー展 編集 コメント書込み(0)

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展覧会概要この節編集目次へ

ルーシー・リー展ルーシー・リー展

会  場 :国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
会  期: 2010年4月28日(水)ー 6月21日(月)
開館時間: 10:00-18:00 (毎週金曜日は20時まで)
       ・入館は閉館の30分前まで
休館日: 毎週火曜日  ただし5月4日(火)は開館、5月6日(木)は休館
主  催 :国立新美術館、東京国立近代美術館、日本経済新聞社
後  援 :ブリティッシュ・カウンシル
協  力 :日本航空
助  成 :大和日英基金
お問い合わせ :TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料
当日券:1,500円(一般)、 1,100円(大学生)、 700円(高校生)
前売券:1,300円(一般)、 900円(大学生)、 500円(高校生)
団体券:1,200円(一般)、 800円(大学生)、 500円(高校生)

展覧会みどころこの節編集目次へ

「窯を開ける時はいつも驚きの連続」。この言葉に象徴されるように、1995年93歳でこの世を去ったルーシー・リーの生涯は、つねに瑞々しい驚きと発見に満ちた陶芸制作に捧げられたものでした。
 ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれたルーシーは、工業美術学校でろくろの面白さに魅了され、ほどなくその作品は国際的な展覧会で数々の賞を受賞し、高い評価を得ていきます。しかし、迫りくる戦争の足音とともに亡命を余儀なくされ、1938年ロンドンに居を移すと、以後およそ半世紀にわたり同地で制作を続けました。
 バーナード・リーチやウィリアム・ステート=マリーといった英国初期スタジオ・ポタリーの作家たちが作り上げていた、大陸とは異なる陶芸環境の中で、ルーシーは当時の先鋭的な建築やデザインの思潮とも響き合う独自の様式を確立していきます。ろくろから生み出されるかたちに色彩と装飾が一体となり、静かでありながらも強い存在感をもつその作品は、ルーシーが制作の中で見出した発見と喜びを鮮やかに伝えています。
 本展では、20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの創作の軌跡を、国内外の優れたコレクションから選りすぐった約250点でたどります。英国の研究機関に寄贈された豊富な関係資料をふまえた没後初の本格的な回顧展となります。

初期(ウィーン時代 1922-38年)
ルーシー・リーの作風は、制作地によって大きくふたつに分けることができます。ひとつは、工業美術学校に入学し、作家として活動を始めたウィーン、そしてもうひとつは、1938年以降ほとんどの時間を過ごしたロンドンです。 ウィーンで、ルーシーは、土や釉薬の性質を知り、時には果てしないとも思われる釉薬テストを繰り返しながら、技法と制作の両面において独自のスタイルを模索していきます。この時代に制作された作品には、3つのタイプ(1.ウィーン工房、2.前溶岩釉、3.モダンデザイン)が見られます。これらの造形の3要素と、ウィーン時代に培われた技術は、陶芸家ルーシー・リーの基層を形成しており、続くロンドン時代にさまざまな刺激を受け入れつつ、円熟期の独自のスタイルを作り上げていくことになります。
形成期(ロンドン時代)
このセクションでは、円熟期へと至る段階を3つの時代に区切り、様式確立までの過程を探ります。
数々の国際展で受賞を重ね、大陸での評価を確立しつつあった矢先のロンドンへの亡命―そこでは、大陸とはまた異なる、イギリス独特の陶芸観が形成されていました。
バーナード・リーチやウィリアム・ステート=マリーといった英国の陶芸家たちは、ロンドンで当時熱狂的に受け入れられていた中国宋代の陶磁器に範をとった作品を制作していました。こうした陶芸環境は、当時の新しい建築様式にも触発されたルーシー・リーの作品とは相容れず、その正当な評価を曇らせましたが、ルーシー自身は新たな技術や様式に積極的に目を向けていきます。戦争によって中断されながらも、止み難い創作への欲求から、1940年代後半には高温で焼成する陶器や磁器への取組みも開始され、大いに作域を広げます。
ここではまた、戦時中から取り組まれた陶器によるボタン制作や、戦後のウェッジウッド社のためのプロトタイプ制作にも注目し、ルーシーの活動の多彩な側面を紹介します。同時に、本邦初公開となる直筆の釉薬ノートを展示し、創作の内実にも迫ります。
円熟期
1967年にアーツ・カウンシルにより開催された回顧展によってルーシー・リーの高い評価は国内のみならず、海外にも及ぶようになります。ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館の学芸員で、イギリスのスタジオ・ポタリーの擁護者であったウィングフィールド=ディグヴィは、同展カタログに寄せた文章でルーシーを「都市に生きる陶芸家」と称し、当時イギリスにおいて支配的だったリーチ・スタイルに対する違いを明確にしました。それはルーシーの作品の重要な特質が初めて定義された瞬間でもあり、また同時に、彼女が揺るぎない表現を確立したことを示すものでした。続く20年間に、ルーシーはゆっくりとかたちと装飾を洗練させ、作風を完成させます。このセクションでは、最もルーシーらしい作品が生まれた「鉢」と「花器」を中心に、その作品の魅力をご覧いただきます。

交通アクセスこの節編集目次へ

東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
東京メトロ日比谷線 六本木駅4a出口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅7出口から徒歩4分
詳細確認情報源
[1].  ルーシー・リー展   http://www.lucie-rie.jp/index.html

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